ヴィオラートのアトリエ　～グラムナートの錬金術士２～

　『ヴィオラートのアトリエ』ではさまざまな点が従来シリーズに比べてパワーアップしていますが、なかでも冒険の舞台となる場所のビジュアル・仕掛けのパワーアップは今回の目玉といえます。
　神秘的な遺跡や草木の生い茂る森、なかには溶岩にかこまれた危険極まりない洞窟もあります。ところどころで行く手をはばむ仕掛けや障害は錬金術でつくったアイテムを活用すればかならず突破できるはず。そしてその向こうには、新たなる冒険の舞台があなたを待っています。

■カナーラント王国（ワールドマップ）
■テュルキス洞窟
■ヴェストリヒナーベル

２つの大河を擁する運河の国


運河の国というだけに、いたるところに河が流れています。交通もその影響を受けているようです。		ワールドマップ移動ｙ通にイベント発生。友達や冒険者を誘ってどんどん冒険に出発しましょう。

　周囲の大半を海に囲まれた、小さな半島型の王国。半島の付け根となる王国西側には山脈がそびえ、その向こう側は王国よりも全体的に高台になっている。
　半島内にはクラオト川（kraut）、ヴィスコー川（wis-koh）の２本の大河があり、そのうちヴィスコー川の上流には首都ハーフェンがある。王国全体が低地で川が多く、それらを利用した運河があちこちに造られ「運河の国」と呼ばれている。
　海に囲まれているため海運業が盛んで、他国との交流も多い。運河が発展した代わりに道路網は未開発で、運河のある街や海沿いの街は大きく発展しているが反面内陸部はその交通の便の悪さのため小さな村ばかりである。

盗賊団『ヤグアール』のねぐら


洞窟の中に盗賊用のベッドを発見。盗品を横取りすることも・・？		ヤグアールと遭遇し、バトルに突入。かなりの強敵です。

　ゾラ山脈の中腹にある古い大洞窟。入り口は岩壁だが奥の方は鍾乳洞になっていて中はかなり広い。遙かな昔、そこに住んでいた先住民たちが残したという壁画があり学者が調べたがっているが、しかし現在は先住民の代わりにカナーラント王国最大の盗賊団『ヤグアール』のねぐらになっている。
　盗賊団はそれぞれ異なるいくつかの集団で構成されていて、各集団はさらに階級ごとに役割が決まっているという組織的なグループになっている。王国の治安部隊である竜騎士（ドラグーン）隊と常に衝突している。
　最近、この盗賊団に強力な用心棒が現れたという情報が竜騎士隊の中で流れている。

灼熱の溶岩にかこまれた『王国のへそ』


吹き出る溶岩に足元さえおぼつかな危険な洞窟。それだけに貴重な材料が落ちていることも・・。		トラップが仕掛けられていたようです。経験豊かなザヴィットのおかげで助かりました。

　王国西部の「へそ」と呼ばれる縦穴洞窟。巨大な逆三角錐の巨石の中は迷路のようになっている。自然の造りだした偶然の産物なのか、人為的なものなのかは誰も知らない。迷路は大地の底までつながっていると言われているが誰も最下層まで行ったことがない。
　入り口周辺にも怪物の姿が見られるくらい怪物の巣窟になっていて、基本的に女子供は付近へ立ち入るようなことはしない。鉱物資源が採れることもあって採取に来る労働者たちはそこそこいるが、それでも地表付近でのみの活動にとどまっている。
　この洞窟は太古の昔から存在しているらしく、かなり岩盤が脆くなっていて近いうちに崩壊するのでは、とも言われている。王宮に住む王室関係者などの中には「いっそのこと人為的に破壊して怪物もろとも埋めてしまおう」という意見も出ているが、現時点では資源が採れなくなってしまうことを懸念する穏健派に押さえられているらしい。