ヴィオラートのアトリエ　～グラムナートの錬金術士２～

　アトリエシリーズの主人公たちは、誰もがそれぞれの目的を果たそうとする中で、それぞれの物語を知らず知らずのうちにつくりあげてきました。
　今作の主人公ヴィオラート、通称｢ヴィオ｣の目的はひとことでいえば｢村おこし｣。彼女は錬金術を身に付け、それによって創り出したアイテムを売るお店を開くことで大好きな生まれ故郷のカロッテ村を復興しようと考えたのです。
　さあ、彼女はどんな物語をつむいでいくのでしょうか？

■オープニング

■ゲームの目的

大好きなカロッテ村を去らなければいけないなんて…
あたし、絶対に都会になんか行かないからね！

　今回の主人公ヴィオラート・プラターネは３度の飯よりにんじんが大好きなのどかなカロッテ村に住む女の子。ある日、両親の都合により見知らぬ町の都会に越す事になり大騒ぎ！
「そんな知らないところに、にんじんが無いところになんて行きたくない！」と大もめにもめた結果、３年間の猶予が与えられた。両親が３年の間、新しい地で頑張り落ち着くまでの間、カロッテ村にいてもいい事になったのだ。
　そしてヴィオラートはもう一つの約束を両親としていた。「３年の間に立派にやっていける店を持ち、一人で暮らしていけるようになっていたなら、この村に残ってもいい」と。しかし、そうでなければ…。
　ヴィオラートが大見得を切れるのには一つの武器があったからだ。それはつい先日、旅の人から教えてもらった「錬金術」。服に付いた取れないシミも、ずっと咳き込んでいた持病の風邪もたちどころに解決してしまう術。
　この錬金術で作ったアイテムのお店を開けば、必ず話題になって沢山のお客さんが来てくれるはずなんだ！そして、人が来れば村が栄え、ついでに村長さん達が悩んでいる村の過疎防止にも一役買えるから、一躍村のヒーロー（ヒロイン？）にもなれるかも！？

さあ、ヴィオラートの『錬金術のお店』、開店です！

錬金術のお店をひらいて、村を有名にしよう！


最初はにんじん畑くらいしかないカロッテ村ですが‥		主人公のお店が繁盛することで人も増え、ほかのお店も建ち並ぶようになりました。

観光地、産業地、農村ー。発展の形はプレイ次第。
にぎわう村を訪れる人との奥深いドラマ。
そして迎えるマルチエンディング！

　主人公ヴィオラートの目的は、３年のあいだにふるさとのカロッテ村をさびれた農村から多くの人々でにぎわう一人前の街（村）にすることです。　しかし、ひとくちに村おこしといっても発展の方向はひとつではありません。
錬金術でなにを創って売るかによって、カロッテ村がどんなふうに発展していくかが決定されるのです。
　また、村の発展の中で新たな仲間やライバルと出会い、その人たちとの関係を深めていくことでしょう。
　そして３年が過ぎ、いよいよ迎える運命の日。
　いままでのお店の成長具合や周囲の人々との関係により、９種類ものマルチエンディングが用意されています。ヴィオラートには、カロッテ村にはいったいどんな未来が待っているのか？すべてはあなたのプレイ次第です。

　※以前の文章で｢１０種類以上ものマルチエンディング｣と記載しておりましたが、｢９種類｣の誤りでした。
　　お詫びして訂正いたします。