主人公達のプロフィール

共に旅するモノノケたち



このページでは「大正もののけ異聞録」を彩るキャラクター達、主人公5人と、仲間のモノノケ達を紹介。




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主人公達を助ける、可愛くも力強いモノノケたち。
みんなそれぞれ特徴を持っていて、個性豊かなバリエーションが楽しめます。


コマ(狛)
K O M A


神聖な生き物とされ魔除けの霊獣として崇められることも多いモノノケ。神社などでおなじみ。獰猛さと誇り高さを持った見た目から権威・王権などの象徴ともされる。

ライジュウ(雷獣)
R A I J Y U


周囲の空気から雷を溜め込み、身にまとうことができるモノノケ。雷とともに走るその様から地上に降りた雷神の化身と捉えられることも多い。平素は気性は優しいが、夕立雲などを見ると途端に元気になって駆け巡る。なぜかトウモロコシが好物らしい。

カマイタチ(鎌鼬)
K A M A I T A C H I


森の奥でツムジ風に巻き込まれると知らないうちにパックリと鎌で切られたような切り傷ができている−悪戯者のモノノケ、カマイタチの仕業である。その素早さから人前に姿を現すことはあまりないが、見つかったら尾尻を隠し只のイタチのふりをする。そして油断したところを切りつける。カマイタチとしては、戯れているだけなのだ。

ユキンコ(雪子)
Y U K I N K O


まだ年若い雪女で、編み笠にカンジキ姿の可愛らしい雪山の精。人里に降りてきては人間の子供たちに紛れて戯れたりする。そして、仲良くなった子供達を雪山深くへと遊びに誘い、そのまま遭難させてしまう事もある。だが、人間と雪女の違いがまだわかっていないだけで、ユキンコ自身に人間に対する悪意は無いのだ。

アマリュウ(雨竜)
A M A R Y U


雨の粒が集まってできる竜に似たモノノケ。水滴が早瀬に変わる流れから産まれ出でるといわれている。小動物と間違えられることが多く、カワウソなどの類によく間違えられる。基本的に温厚な性格をしていて人間を恐れないので、山郷で見かけることも多い。

コダマ(木魂)
K O D A M A


樹齢百年を越えた木々に宿るとされるモノノケで、可愛らしい女の子の姿をしている。森深くひとけもない場所で、なぜか何かの気配や視線を感じることがあったら、それは木魂が見つめていると考えて間違いないだろう。静かで落ち着けるところが好きなので、そっとしておこう。

ケゲン(毛現)
K E G E N


小さな可愛い目が特徴のモノノケ。毛現という名前の通り、全身がたっぷりとした毛で覆われている。人間の屋敷の庭先に現れて遊んでいたり、床下に住んでいるとか言われていて犬の類に間違われることが多いが、れっきとしたモノノケである。ケゲンは「希現」とも書き「めったに現れない」という意味もあるが、これはケゲンがそうであるというよりも、モノノケ全般を指してているといえる。

ネコマタ(猫又)
N E K O M A T A


尾が二又に分かれていることから、そう呼ばれる有名な猫のモノノケ。様々な場所で目撃されていて人間の中でも、その知名度は高い。歳をとった飼い猫が成るといわれているが、その実態は不明。ただ、世話になった人間には必ず恩で報いると言われている。ちなみにバケネコ(化猫)は猫系のモノノケの総称であり、ネコマタ(猫又)とは少々意味が違うので注意。耳と尻尾に自信を持つ、誇り高き一族─らしい。

テンジャ(天邪)
T E N J A


人間に近い姿をしているモノノケで、たまに人間の中で生活をしていたりする。全般的に戦いを好み、粗野で粗暴な性格。鬼の一種であるが、その角は外見からは判断できないほど小さく、見た目で人間とテンジャを判別することは難しい。心中を色で察することができるという能力を持ち、その能力を利用して戦いを有利に進めていくという。

オロチ(大蛇)
O R O C H I


元々は蛇であったといわれるモノノケ。小さい足を使って地上を這いずり回るその姿は、やがて天に舞い、畏敬の念で人間から捉えられる龍の伝承の元となった。鱗に覆われた体は意外に頑丈で、生半可な攻撃は受け付けない。基本に争いを好まないモノノケで、酒が好き。偶然出会ったりしたら、恐れずに手持ちの酒を振舞ってみよう。

カシャ(火車)
K A S H A


炎をまとった車輪の姿で、回転しながら空中を飛ぶモノノケ。生前、悪いことをした人の葬式に現れては、その霊魂を地獄へ運ぶと言われている。火の車だけあってちょっと短気。

ウシオニ(牛頭)
U S H I O N I


筋骨隆々たる人間の体に、牛の頭と下半身をしたモノノケ。地獄で鉄杖でもって罪人を苦しめていた鬼の仲間。一旦怒り出すと手の付けられない暴れん坊で、牛を無闇に殺生する者には容赦をしない。

エンラ(煙羅)
E N R A


かまどや焚き火から生じる煙が実体化したともいわれるモノノケ。大気中をさまよっているだけで、たいした能力もないのだが、元が煙なだけにつかみ所がない。また煙羅は火の元素の種を宿している、熱い情熱をもったモノノケでもある。

カゲオ(影男)
K A G E O


影に集まる負の感情の塊であり、様々な影に住まうといわれるモノノケ。知能はかなり高いのだが、その能力は相手を出し抜いたり化かしたりするために使われることが多い。あなたが、嫌味を言ったり、悪意を抱いたりしたときは、影の中のカゲオに操られているのかもしれない。そんなときは自分の影の中にカゲオがいないか確かめてみよう。

ヨウシ(陽針)
Y O U S H I


人間に近い容姿をしたモノノケで、太陽の光の力の象徴とされている。基本的に熱くてまっすぐな性格で、戦いの時は、その自慢の槍を駆使して戦う。また、その性格から様々な状況でリーダーシップをとることが多い。産まれの関係から、カゲオとは実は仲が悪いらしい。

カワワラ(河童)
K A W A W A R A


モノノケの中でも特に有名で、水辺であれば様々な場所に生息する。頭のお皿と背中の甲羅が特徴的。相撲ととることが好きで、河原で子供と遊んでいることが多い。負けず嫌いな性格で、子供との相撲でも、自分が勝つまで延々と勝負を挑んでくる。ワザと負けてあげれば喜んで帰っていくので、うまくいなしてあげよう。キュウリが大好き。

バク(獏)
B A K U


有名な夢を食べるといわれるモノノケ。ノタノタと愛らしく動くが、それはバクが実際は眠っている状態で行動しているからである。このカワイイ姿はバクの睡眠中の姿−。バクの一端でしかない。また悪夢を食べてくれるので、バクに出会ったら暫く快眠を約束されるという言い伝えもある。


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