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アトリエシリーズとは
マリーのアトリエ
エリーのアトリエ


 
落ちこぼれだけど、人一倍元気!
錬金術士の卵・マリーから、物語が始まった…
錬金術シリーズの記念すべき第一作は1997年に発売された『マリーのアトリエ』です。アカデミーで錬金術を勉強しているマリーは、折り紙付きの落ちこぼれ。卒業試験では、アカデミー創史以来の最低点をとってしまいます。こんなに出来の悪い教え子を世に出すことはアカデミーの名誉に関わる…。そう考えたイングリド先生は、マリーに最後のチャンスを与えることにします。それは一件の工房と5年間の試験期間。街の人々の依頼をこなして工房を経営しながら勉強し、期限の日までに先生を納得させられる物を完成したら、卒業を認めようという課題を出したのです。
チャンスを得たマリーは、持ち前の元気とバイタリティで一生懸命に依頼を受けます。明るい彼女の周りにはいつも親友や仲間たちのあたたかい励ましがありました。5年後、マリーは見違えるほどの実力をつけ、無事錬金術士としてアカデミーを卒業するのです。

マリーの信念と行動が、
一人の少女を錬金術の道へと導いた…
エリーにとって、マリーは憧れの錬金術士。なぜなら彼女は、病気で瀕死だったエリーの命を救った恩人だからです。「人を助けられる人間になりたい!」そう思ってエリーは、錬金術士になるため、アカデミーに入学しました。入学試験の結果がギリギリで学生寮に入れなかったエリーは、イングリド先生の計らいで、一件の工房に住むことになります。アカデミーの友人やザールブルグの街の人々、遠くカスターニェでも、エリーはたくさんの人々に出会います。そして運命であるかのように、錬金術士の聖地と呼ばれる学術都市・ケントニスであのマリーとの再会を果たすのです。もう充分に力を身につけたマリーですが、まだまだ大きな夢を目指して旅をしていました。そんな姿に胸を打たれたエリーは自分も負けずに頑張ろうと再び心に誓うのです。

3作目の舞台は過去。
錬金術を世に広める先人たちの夢の物語
3作目を数える今回は、時代が過去へとさかのぼります。話の始まりは、のちに錬金術の聖地と呼ばれるケントニス。大ブームの錬金術にかぶれた、ごく普通の女の子リリーは、ひょんなことから「錬金術」を、世に広め、発展させるという壮大な使命を受け、未知の土地ザールブルグへとやってきます。一緒にやってきたのは、ケントニスアカデミーの若き重鎮ドルニエ先生と、たった10歳の錬金術士イングリドとヘルミーナ。家族じゃないけど家族みたいな4人が、お互いに支え合って「アカデミー建設」という大きな夢に向かっていくのです。
 
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