本作『イリスのアトリエ エターナルマナ2』の最大の特徴といえる『デュアルシナリオ』。
二人の主人公がそれぞれの世界でそれぞれの役割を分担!
ストーリーは章分けされ、プレイヤーは二人の主人公を任意に切り替えて物語を進めることになるんだ。
つまり、物語を進めたい場合はフェルトを、アイテム調合をしたい場合はヴィーゼをそれぞれ操作することが可能! 新旧アトリエシリーズの集大成とも呼べるこの『デュアルシナリオ』は『イリスのアトリエ エターナルマナ2』には
なくてはならない最重要システムというわけだ。

しかし、章によってはもう一方の主人公に切り替えて物語を進める必要がある。
主にフェルト編の場合がそれに当てはまる。ベルクハイデのダンジョンマップはアイテムを駆使して数々の仕掛けをパズルのように解いて進むものが多いけど障害物などで先に進めなくなってしまったら、ヴィーゼの出番!硬い岩が障害物として立ちふさがっても、ヴィーゼにアトリエファンなら誰もが知っているあの『メガフラム』をアイテム調合してもらえばいいのだ。 フェルトが手に入れたレシピや材料をヴィーゼが調合し、それをフェルトが使用してダンジョ ンを進むという流れがテーマでもある”二人の絆”を深めること間違いなし!主人公を切り替えることによってそれまで謎であった部分が別の視点から明らかになったりする。これもデュアルシナリオの醍醐味!

「デュアルシナリオ」とは、複雑でわかりにくいなどといったRPGにとってマイナスな点を排除した錬金術RPG用システムなんだ。