※このインタビューは、『ユーディーのアトリエ』発売時に収録されたものです。


よしいけ しんいち

「マリー」「エリー」「リリー」、
一連のアトリエシリーズの
シナリオ、および世界設定を
手がけるプランナー。
吉池真一(プランナー)

 今回、アトリエシリーズは新章ということで、新しい世界、新しい街、新しいイラストレータなど、色々と一新しました。
 これはリリーのアトリエまでの過去3作がちょうど三部作という形でいい感じで区切りがついたということ。またずっとザールブルグという1つの小さな街を舞台にしてきたことで、様々な場所で「ザールブルグの歩き方」という本でも作れてしまいそうなほど世界を詳しく知ることが出来るようになってしまったため、本来味わってもらいたかった「見つける」という楽しさが薄れてきた、ということ。こういったことから、そろそろ新しい風を、と考えたからです。
 今度の舞台では、どんな場所でどんなキャラクターが出てくるのか、初心にかえった気持ちでプレイしてもらえたらと思います。
 それから毎回、回を重ねるごとに複雑化してきたアイテム調合も、今回はすっきりとシンプルにまとめました。が、単純になったわけではないです。むしろ以前より「見つける」「集める」楽しさが出るのではないかと思っています。
現在、鋭意開発中ですので、皆さん、期待してお待ちください。




ふたば じゅん
今回のアトリエのキャラクター
デザインを手がける
新進気鋭のイラストレータ。
双羽 純(キャラクターデザイン)

 アトリエファンのみなさん、初めまして。今回イラストを担当させていただくことになりました、双羽純と申します。
 独自の世界観を築き上げてきたこのシリーズの新しい顔という大任に、今でもまだ緊張しています。
 わたし自身このシリーズのファンで、なるべくイメージを壊したくなく出来るだけ配慮しながら自分の個性を出してみたのですが、みなさんにはどう感じていただけたでしょうか。
 新しい舞台に登場人物、違う作家の視点から描かれた新章。今までとちょっと違った空気感を楽しんでいただけると幸いです。
 今作もシリーズの根底に流れる優しさは変わっていません。作品の魅力を少しでもお伝え出来るよう頑張ってます。
 至らぬ所も多々あるとは思いますが、良い作品になるよう努力してますのでよろしくお願いします。