こんにちは、土屋です。勝手にほたる横丁町民会報の定例化を目指しています。
今回から何回かで「ゲームでは語られることのない、設定思惑裏の裏!」という
企画を勝手に立ち上げたいと思います。相変わらず思いつきの行き当たりばった
りですが、少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。
さて、記念すべき第一回目は、「謳う丘」の意味について迫ってみます。謳う丘
の日本語の解釈は非常に難しいと思います。古文に沿ったものでもなければ、漢
文とかでもないわけで、いわゆる「造文」ですから。ただひたすら想いを紡いだ結果の詞ですので、聴き手それぞれにそ
れぞれの形で「謳う丘」の想いが伝わったのではないかと思います。
だいぶ時期も立ちましたし、そろそろ私の意図していた「想い」を伝えたいと思
います。「謳う丘」の日本語部分、実はこんな想いが込められていたんですよ。
天上を翔舞う 霊囁き結えば
〜もし貴方が嬉しさに溢れているとき その気持ちを詩にして聴かせて
天上を翔るで嬉しさの表現、霊が言霊=詩の意味、結うが謳うを意味する。
冠火降り満ちて 何人幸織り成せ
〜今のまぶしさをフィドルに込めて その光が世界を照らし皆を暖めるように
冠火は神聖なる灯り。
五月雨の藍海を 唯流るる声は
〜もし貴方が涙に伏せていたなら その切なさを詩にして聴かせて
藍の海で悲しみの涙を意味する。唯流るるとは、想いを隠さないで、
そのままの気持ちで伝える、ということ。
移ろひ逆凪ぎ朧気な故郷の音
〜移ろいゆく刻をリュートに忍ばせて ゆらぐ想いを1つずつ噛みしめながら
移ろひ逆凪ぎ朧気で、進んだり戻ったり、そして不安定な心の表現。
故郷の音は過去の想い出。
奏で鳴り吹く凱亜 空に響き相成せば
〜どこかの誰かが貴方の心に共鳴し ひとつに繋がり大きな輪となる
凱亜(=ガイア)は、この世界全体を意味する。
貴方の声に「奏で(共鳴し)鳴り吹く(共に謳う)」
空に響くということは、大空間で一つに繋がっているということ
飛翔く 祈りの謳 纏ひて
〜貴方の想いが風に乗り 海を駆け 遠くの街まで繋がっていくから
羽ばたくで、遠くまで風に乗っていくこと
祈りの詩は自分の想い、纏うは風に載ることを意味する
安らぎの丘 涙の硝子 記憶の箱 想いの碑
〜安らぎの平野 涙のガラス 記憶の箱 想いの生糸
一重幾重の虚ろふ生糸 魂の根結び繋ぐ
〜一言ずつにその力を込め 重なり合い 流れ渡り 絡み合う精霊の息吹
一重幾重で、自分の想いと他人(達)の想い、
虚ろふで、フワフワと流れていく様、生糸とは想いそのもの
魂の根を結ぶと言うことは、想いが伝わる、つながるということ
たゆたう無の海 精霊の風息
〜その唇振るわせ耳元で囁く旋律 鼓動を静め瞼を閉じ体全てで感じてる
無の海とは心の中の無心、その中を自ら自然体で漂うこと=受け入れること
精霊とは、想いを伝えることの擬人化、風息は想いそのもののこと
溶け結ふ曼荼羅に 謳ひの御子あれ
〜溶け合いひとつになる心に
曼荼羅とは心(それも深層の)であり、深い意識での繋がりを
溶け結ふ曼荼羅で表す。
謳ひの御子とは、この世の真理、悟りの境地に近いもの。
即ち、身を楽にして全てを受け入れていれば、誰の想いとも繋がれて
人と共存も出来る、受け入れることも出来る…という事を描いた詩。
こんな感じの意味を込めて、制作させていただきました。
想い、伝わりましたか?
さて、次回は「延命剤シーンに託した想い」という話題に触れてみたいと思い
ます。 それでは、また次回!
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